ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<後編> 結婚のきっかけ

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ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<後編>

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結婚のきっかけ編集室

2018-9-21

ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<後編> -

「ブライダルブランドを通して、結婚っていいものだということを伝えられればいいな」と語ってくださった真由美さん。大手商社にお勤めの千葉宣宏さんとは結婚3年目です。後編は、いわき市のハワイアンセンターからフラダンサーを呼んだという結婚式のお話からおききしました。

ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<後編> -

真由美さん:
彼の実家は福島県のいわき市なんです。
震災があった年だったので、結婚式をいつするべきかも彼のご両親と話し合って決めました。被災地だからこそ明るいニュースがあった方がいいよねっていうことになり、福島からバスをチャーターして、たくさんの人に来ていただけるよう、お台場のホテルで結婚式をやることにしました。
いわき市にある有名なハワイアンセンターのフラダンサーズを呼んで踊ってもらったんですが、これがすごく大好評で、年齢を問わず楽しんでくれたようです。結婚式ではそんなことをきっかけにひとつの復興になったような感じでした。
震災があったことで、より家族の絆というか、家族っていいなと改めて感じました。



実際に結婚してみてどうですか?



宣宏さん:
僕は今、すごく幸せです。
喧嘩もしますけど仲もいいですし、家事も話し合いながらやっています。
世間一般のなんでもないことが、とても楽しいですね、将来の子どもの事とかも一緒に考えて、共に歩んでいけたらなあって思います。



家事分担しているんですか?



宣宏さん:
当番表なんて作ったりしているわけではないですけれど(笑)重いものとか、ゴミとか買い出しとか。水回り、風呂の掃除とか皿洗いもしますよ。
洗濯もよくやります。服を畳むのは得意なんで。料理は得意ではないので、彼女に作ってもらっています。



真由美さん:
全部、毎回やってもらってるわけじゃないですよ(笑)



宣宏さん:
そうそう。全部はやっていないですよ。お互いにフォローし合ってます。



真由美さん:
彼は、洗濯物を畳むのが上手いの。
それと、布団をキレイに整えるのが得意なんです。ぐしゃぐしゃになった布団もきれいに畳んでくれるんです。



宣宏さん:
もともと僕は販売員をやっていたんで、そういうことに慣れているんです。イタリアにいた時に2年くらい。大学を出て、22歳から7年間イタリアに住んでいたんです。パターンの勉強に行っていたのですが、その後ディエチ・コルソコモというお店で2年間くらい販売員として働いていました。
その時に、たまたま駐在員として今の会社の方がいらしたのですが、バイイングコーディネートの仕事をしないかと誘われたんです。



バイイングコーディネートとは?



宣宏さん:
バイイングコーディネートっていうのは、早く言うと、イタリアのブランドやメーカーを、日本のセレクトショップのバイヤーさんに紹介したり、売買をスムーズに仲介する仕事です。それで、イタリアの現地採用ということで今の会社で働くことになったんです。
イタリアにいた時はずっと一人暮らしでしたから家事もやっていたし慣れていましたね。
人が足りないから手伝ってほしいと言われて、2006年の8月に日本に帰ってくることに。それで、12月に彼女に初めて出逢って、翌年の5月に付き合おうってことになったんです。



じゃあ、帰国して早々に彼女に出逢ったんですね。



宣宏さん:
はい、そうです。



真由美さん:
彼は日にちとかを、ものすごくよく覚えているんです。何年の何月何日に何があったとか。
記念日はほんとに良く覚えていて、去年の誕生日にあげたものや、誰が何をくれたとかもよく覚えている。
今年の誕生日はどこを予約する? とかって聞いてくれるんです。その点では、うちは女子と男子が逆転しているかもしれません。



それは羨ましがる女性は多いですよ。



真由美さん:
結婚記念日は入籍日と結婚式の日の両方とも、どっちもちゃんとお祝いしています。



宣宏さん:
入籍日は彼女の誕生日なので。誕生日兼でお祝いして、11月23日にもお祝いして。
記念日系だけですけど。記念日はさすがにポイントなのでね。でも、旅行計画とかは僕はダメなんです。仕事でそれをしているので自分の生活でも、というのはちょっとやりたくないので。



真由美さん:
この間も誕生日に行ったレストランで、「ここ、前に来たことあるよね?」って「いやいや来てない」っていう話で小競り合いになってしまって。



宣宏さん:
そう。「ここ行ったよね?」って聞くと「全然覚えてない」って。「誰と行ったの?」っていう感じで。いつもそんなことでね。くだらないケンカというか、じゃれ合ってるっていうか。

ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<後編> - これから結婚しようと思っている方へ・・・

これから結婚しようと思っている方へ・・・

お互いに点数を付けるとしたら?



真由美さん:
ええっ?! 私は何もしていないから点数なんて・・・彼は100点です。



宣宏さん:
僕も・・・100点です。っていうか、それ言われちゃったら100点ってしか言えない!
本当は99.999点とかって言いたいんですけど、それはこれからもっと良くなるっていう可能性にかけてっていうことでね。



真由美さん:
彼から見た私は10点くらい、そのくらいのことしかできてないから・・・。



宣宏さん:
そんなこと全然ないよ。



これから結婚しようと思っている方へメッセージをお願いします。



真由美さん:
働いてるとか働いていない関係なく、女性は特に自分の何かがないとって思うんです。結婚したらゴールっていう人もいっぱいいるじゃないですか。でも、そういう人たちってうまくいかないと思うんです。全部おんぶに抱っこになっちゃう。
やっぱり、女の人も働き続けるとか、何か自分に魅力がないと、結婚していても続いていかないのかなっていうのは思います。
あと、自分のダメな部分を見せてもそれに付き合ってくれる人とっていうのが一番うまく行くと思うのです。
かっこよくなきゃとか、職業はこういう方がいいよねとか、皆さん理想はそう思うんですけど、そこばかりじゃないのではないかと思います。



宣宏さん:
まずは本人同士の話ですけれど、結婚によって自分の家族と相手の家族が同士になって、それまで見る事が出来なかった良い面とかが、過去や未来までも含めて見えるというか、お互いが深まることによってさらに発展するという可能性が見える。
ふたりで階段を一緒に昇る楽しみができました。家族をどう作っていくかとか、大変なことも含めて、一緒に二人で前を見て歩いているっていうことを実感できたので、結婚ってすごくいいなと思います。

<完>
インタビュー 2013年11月25日
千葉宣宏(のぶひろ)さん・(旧姓:三浦)真由美(まゆみ)さん 結婚のきっかけ

千葉宣宏(のぶひろ)さん・(旧姓:三浦)真由美(まゆみ)さん 結婚のきっかけ