
多摩川浅間神社とは
多摩川浅間神社の創建は古く、鎌倉時代にさかのぼります。
鎌倉時代の文治年間(1185〜90)、右大将源頼朝が松崎出陣の際、妻北条政子が夫の身を案じて多摩川で休んでいる時のことでした。
浅間神社付近に、亀甲山(かめのこやま)古墳と呼ばれる古墳があります。亀甲山古墳は、当時は晴れやかに遠く富士の姿が拝める場所でした。
北条政子が富士吉田にある自身の守り本尊「浅間神社」に手を合わせ、身につけていた「正観世音像」を現在の浅間神社のある丘の上に建立したのが始まりとされます。
浅間神社は霊峰富士に始まる浅間信仰に基づき、その御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。
炎の中で出産し無事に三人の皇子を産んだことから、火防の神さま、また縁結び・家庭円満・安産の神さまとして知られています。

花咲き乱れる境内で縁結び祈願
多摩川浅間神社は桜の名所としても有名。
境内には、木花咲耶姫命を象徴する桜の社紋。桜の季節はもちろん「さくらみくじ」など、華やかで景観も美しい神社。
木花咲耶姫命はとても美しい美女神としても知られていますから、縁結びの祈願に訪れる参拝者も多い場所です。
多摩川浅間神社はパワースポット
境内で目を引くのは、ツルンと光り輝く2つの球体。
卵のようなこの球体に近づいてみますと、石だということがわかります。
こちらの子産石は海の岩の中から長い歳月を経て、自然に生れ出た石で、両手でやさしく撫でて「子宝に恵まれますように」と一心にお願いすれば、子宝に恵まれると伝わっています。
多摩川浅間神社は、その白い鳥居をくぐった瞬間に、どこか女性的な雰囲気を感じるかと思います。
おすすめは春、桜の咲く季節。
浅間神社の展望台からは多摩川が見渡せますので、桜のピンク色と空と多摩川のブルーの色彩に、思わず目を奪われることでしょう。
母の強さと美しさを兼ね備えた此花咲耶姫命の御心を感じながら、縁結びや夫婦円満祈願にぜひ訪れたいパワースポットです。
多摩川浅間神社で縁結び祈願 浅間神社 縁結び
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